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2015年5月11日 (月)

猿橋を見物してきた

山梨県大月市にある猿橋は、日本三奇橋の1つと数えられているそうである

今回、その猿橋に初めて訪れてみた

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猿橋は歩行者専用の木造橋である
それが、かなり深い渓谷に架けられている

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上流側。ムズムズする高さ

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下流側。中央は明治時代建設の発電用水道橋。重要文化財だったりする

この渓谷自体は長いものではなく、
上流側には歩いてすぐの距離に川幅の広い穏やかな河原がある
しかし、かつては水量がはるかに多かったはずで、
今は広々と見える河原にも、滔々と水が流れていたことだろう
そこに橋を架けるには、橋脚を建てねばならない
それがおそらくは困難だったのだろう
で、橋脚を省略するために、対岸まで一番近い場所に架けようとしたのだろう
ところが、それでもそれなりの川幅があって、橋桁だけでは強度が足りない
そこで、橋を跳ね出し桁で支えて構造的に成立させた、という橋だ

その跳ね出し桁のアイデアの元になったのが、
猿の渡河の様子であることから、「猿橋」という名になっていると、
まぁこんな感じなのである

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その跳ね出し桁の様子。社寺にも同様のアイデアが使われている

ゴールデンウィーク初日ともいえる5月2日土曜日の昼ごろだったが、
数人の観光客のほか、中学生がちょこちょこ歩いていた
遠足かな?とも思ったが、どうにも興味や関心、興奮を感じない
橋を渡った先で分かったが、この橋は地元の中学校の通学路のようだった

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対岸に階段があり、その上には中学校がある。この橋は通学路だ

大変にいい天気で、新緑が萌え、木造の橋もよい香りを立てている
小さい橋だが、なるほど名高い橋といった風情だった

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小さいながら、堂々とした風格。さすがは日本三大奇橋

橋のたもとには小さい地場産品の商店があり、
小さいながら、野菜や花、漬物など品数が豊富だった
その中から、袋詰めのほうとううどんと、辛みそ、山椒みそ、
ネギなどを買い、お勘定をしてもらうと、なかなかのいい男が、
ほうとうの作り方と、安くてうまいうどんの名店を教えてくれた

残念ながら、途中で道を誤り、そのうどん店にはたどり着けなかったが、
富士吉田の町で、半年前に行けなかった、なんとなく気になるうどん屋に行けた


富士吉田のうどんというのは基本的に家庭料理で、
家に上げて食わせるというのがルーツだったようだ
今回行った店がまさにそれ(の現代版)で、店は元は住宅
玄関を上がるとお勘定台があり、そこで注文と勘定を済ませ、
札を持って2階に上がるとそこが客席になっていた

小さな水場とリフトが追加されていて、2階専属の女性がお給仕してくれる

この女性と気が合い、昼過ぎで客も少なかったことも手伝って、
なかなか楽しく盛り上がった

いくら富士山でも住んでいれば日常の風景になって忘れてしまうとか、
それでも一歩外に出ると富士山が目に入るこの環境は恵まれているとか、
水が旨いとか、休みの日にはうちの近所のアウトレットモールまで来るとか、

少し柔らかめのここのうどんは、私には大変に好きな味だった

最近はコシがなければうどんじゃない、みたいな風潮があるが、
少し緩んだ麺には出汁がよく沁みる
そして、ここの出汁はうまかった

ほかの多くの店と同じく、午後1時半頃には店を閉めてしまうこの店
浅間神社の真正面の坂道から少しだけ奥まったところとだけ書いておこう


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浅間神社の鳥居。うどん屋はこの先の少し奥まったところにある

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振り返り、本殿側を望むとこんな感じ。立派な境内

富士吉田にあるのは浅間神社だ
ここの多くの灯篭や手水鉢は、富士山の溶岩で作られているようだった
伏流水のおかげか、雨の多い土地なのか、杉が立派に育っていた
いかにも北側の風景といった趣である

ちなみに、富士山の反対側、静岡にあるのは浅間「大社」だ
「神社」と「大社」の言葉の重みは全く違うようで、
「大社」のことを「神社」と言った私は、地元の方にそれをバッサリ否定された
大社のほうは灯篭は朱塗の木造で、境内は明るく広々としている
いわば、南側の風景だ


お参り後はすでに2時を回っていたが、朝霧高原まで足を延ばし、
姑さんに、あのすばらしい富士山の眺めをプレゼントした

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天気は良かったが雲が切れなかったのが残念

ゴールデンウィーク初日だからか、
富士吉田までのところどころで混雑に遭遇したが、
その後は幸いにも混雑は皆無で、上野原から中央高速に入り、
八王子から圏央道に入ったが、渋滞は無かった


ちなみに、行きは中央高速の相模湖あたりで大渋滞になるだろうと予測し、
青梅から奥多摩、小菅、松姫峠を経由したのだが、
松姫峠には3,000m級のトンネルが半年前に開通したばかりで、
これによって相当時間を稼ぐことができたのが、大変うれしい誤算だった



出かければ大渋滞で行った先は大混雑で疲れるだけ
そんな印象のゴールデンウィーク中の小旅行だったが、
日にちと行程をうまく選べば、快適に遊べるものである

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