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2013年5月31日 (金)

電気街の今

秋葉原と言えば、電気街である

少なくとも、10年ほど前までは誰に訊いてもそうだったはずだ
それが、オタクの聖地というイメージになったのは、いつ頃のことだろうか?

今や、秋葉原は、誰に訊いても、アニメ、メイドカフェ、AKB48といった、
新世紀サブカルチャーのメッカというイメージだろう


先日から、久々にオーディオの整備を始め、
幾つか、専門店でないと手に入らないものが必要になった

今は通販でたいていのものを買えるが、直接行けば送料を節約できるし、
何より、秋葉原の今をこの目で直接見たかった

そしてそれは・・・
かつては一坪商店がびっしりと詰まっていた高架下がシャッター街になってはいないか、
メイドや、それにうつつを抜かすオタクさんたちで気持ちの悪いことになっていないか、
といった、怖いもの見たさでもあった


先日、広尾にある病院に定期の外来診察に行った帰り、
運動を兼ねて、秋葉原まで歩いて行った

麻布から六本木、霞ヶ関を抜け、桜田門から皇居の御前広場を横切り、
神田の小川町あたりを通れば、秋葉原の御茶ノ水側に出る

秋葉原に来たのは、ほぼ10年ぶりだ

まず、総武線の高架下にある有名電気パーツ店へ

店があるのは、秋葉原としては外れになるのだが、いるいる

女子高生になりきっている、明らかに20歳以上の女の子や、
舞踏仮面をつけた奇妙なおねえちゃん

どうも、客引きビラを配っているようだった


向かったパーツ店は全国的に有名なだけに、お客さんも多く、
ここは繁盛しているようだった

ひとまずは何も買わずに店を出て、秋葉原駅直下の高架下に向かった

こここそ、一坪ほどの電気電子パーツ店がびっしりと並んでいる、
秋葉原電気街の中心部だ(と思う)

入ってみると、予想に反して、シモタ屋の数はさほど多くない


ただ、平日の午後ということもあってか、客足は寂しいものだった


何軒かを見てまわり、そのうちの一軒で探していたパーツを買った

支払いの際に、店主に、最近の電気街の様子を尋ねてみると、
店はさほど減っていないように見えるが、実のところは、
空店舗に力のある店が支店を出していることが多いのだそうだ

となると、必然的に、街で手に入るパーツのバリエーションも減ったのだろう


駅直下の高架下を出て、再度、先ほどの有名店に戻り、
残りのパーツを買って、秋葉原を後にした

街を歩いていると、どこに目を向けても、
アニメのキャラクター画像が目に飛び込んでくる
それは確かに、10年前には想像もつかない光景だったが、
群がっている客の外見自体は、10年前とさほど変わらないように見えた

もともと、秋葉原に集う客層の潜在嗜好として、
アニメやアイドルというものが有ったのは、ほぼ間違いない
私自身、その一端であるという自覚があるのだ


メイドカフェやAKB劇場に興味が無いわけではない
そのような世界で悦に入ることが出来たら、
きっと私ものめりこみ、満たされていたに違いない

幸か不幸か、私は小心者で、周りの視線が気になって仕方がないから、
そういう場に入り込むことができない


ちょっと後ろ髪を引かれながら、21世紀の秋葉原を後にした

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