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2012年4月

2012年4月15日 (日)

今年の桜

今年の春は遅かった

桜と梅がほぼ同時に咲くという、福島の三春のような状況だったのに、
忙しかったこともあって、梅の花見に行きそびれてしまった

去年は震災の直後で、梅見できなかったから、これで2年連続行けなかったことになる

来年こそは、仄かに香る梅の下で、のんびり弁当をつまみたいものだ


例年、桜は、その花見客の品の無さを嫌って、わざわざ見に行くことはない

出掛けた先で咲いているのを愛でる程度なのだが、
今年は、川越の縁ある神社の近傍に咲く桜を、梅の代わりにゆっくり眺めた


咲きはじめで、葉芽も目に付かず、実に見事だった


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新河岸川岸の桜。夜はライトアップしているようだ


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未だ全く散っていなかった

花の下では何組かの花見客が酔っていたが、目を引いたのはインド人のグループ

パキスタン人かもしれないけど、まぁ、そっちの人たち

ピクニックシートの上に座って、やっぱり、カレーを指で食べていた


素晴らしい異文化の融合



焼き団子を頬張りながら、そんな平和と幸福の混沌をしばし楽しんだ





昨日の雨で、桜も散ったことだろう
また、来年
来年こそは、また梅を見に行こう

2012年4月11日 (水)

花粉症と睡眠不足

眠い

昼食後、異常なほどに眠くなる



だいたい、原因の目星はついている


花粉症だ


昨年あたりから、私の花粉症の症状は、鼻詰まりに特化している

鼻水はたいして出ない

目も、さほど痒くなったりしない

ただただ、鼻が詰まる



それでも、目が覚めている間は、鼻が詰まっても、点鼻薬で対処できる

ところで、昨年まで、私は、AGノーズという高価な点鼻薬に固執していた
今年、出掛ける際にそれを忘れたのを機に、スットノーズという安価なものを買い求めた
これが、ものすごくよく効く
その後、他の安価な製品も試したが、いまいち効かない
私にはスットノーズがドンピシャなようだ
AGの1/6ほどの価格をいいことに、この製品をふんだんに使っている

なので、目が覚めている間は問題ない


問題は寝ている間である


朝、目が覚めると、鼻は完全に詰まっていて、口の中はカラッカラ。目覚めも悪い

つまり、ちゃんと眠れてないのだと思う


それが、昼間の眠気の原因なのだ

間違いない


で、就寝前に、鼻炎薬を服用している

こちらは、パブロン鼻炎用を愛用してきたが、これも高価で、毎晩服用する気になれない
それに、成分に慣れたのか、あまり効かなくなっている

で、こちらも安価なものを試している
クニヒロというその薬は、パブロンの7割ほどの価格である

就寝前に、それを内服している

が、効いている実感が無かった



昨晩、うっかりして内服しないで寝てしまった



今朝、起きてびっくりした

口の中が渇いているどころか、口の奥が腫れてしまっていて、風邪をひいてしまったかのような状態だったのだ

でも、ほかに症状も無いから、風邪ではない

やはり、鼻づまりが原因のようだ



どうも、昨晩服用を忘れていた内服薬はそれなりに効いていたようだ




で、眠い





この眠さは、どうしようもない

2012年4月 5日 (木)

幸田露伴の「対髑髏」

まったく、しんみりとした結末である

負けず嫌いの主人公が、引き留めの言葉も聞かず、
真冬の峠越えを一人で強行した末に体験する、一夜の臨死体験のような物語である


とても悲しいファンタジーといった風情だ


怪我を負い、履き物も壊れ、日も暮れかけ、強気に出発した意気もさすがに萎えはじめたころ、
主人公は、一軒の家に辿り着く


ほかに何も無いところに、ぽつんと在るその家に、せめて履物だけでも分けてもらおうと、藁をも掴む思いで尋ねた主人公は、
思いがけず、無償の博愛とも、誘惑とも受け取れる、異常なまでの親切を一晩の間甘受する


その間の二人の意地の張り合いと、男女の心理描写がなんとも味わい深く、面白い



しかし、その長い一夜の後の、それを幻と気付いた翌朝の明けてからのくだりが、実にすばらしい

文体も、おそらく意識的にあっさりとしたものに変えている
私には、そこに描かれた主人公の心持がとても感動的で、つい、ホロリとしてしまうのだ



夜が明けると、そこには、一宿一飯のもてなしを受けたはずの家はなく、
ただ、茶色く枯れたススキの株があるだけ
そのススキの株を有り難そうにしゃがみこんでいた自分にも驚かず、目の前に転がる小さな髑髏を見ても驚かない


心に何一つ波風立てずに、すべてを悟った彼は穴を掘ってその髑髏を埋葬し、そっと手を合わせるのだ


麓に辿り着いた主人公は、髑髏の主が、今で言えばらい病を患っていたことを知る

それを理由に、玉の輿にも乗らず、やがて時が経ち、発病し醜い身なりになってのち、
無念を抱きつつ、かの山に一人身を投じ、誰知れず命を落としていたのだ

道行く旅人を相手に、生前の恋の話を、恨み辛みを話して聞かせ、自らを慰めようとしていたのだろう

読んでいると、幻として描かれるその女性の美しさと妖艶さと、発病後の痛ましい姿との激しいギャップに愕然とする

しかし、その醜い最後の姿を聞いても、主人公はなんの感情も表に出さない


一夜の恩義に、現実には醜い最期を迎えた一人の女性を、心から悼んだのだろう



「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、お陰様で昨夜は面白うござりました」


主人公が、小さな髑髏を土に埋め、何事もなかったように、驚きもせず、
手を合わせて発するこの一言が、優しくて切なくて悲しい



この描写が、わずか30文字x16行でなされている

その淡白さが、この情景に実にしっくりとしている

幸田露伴の力量が、まさにここに現れていると思う




「対髑髏」は、一般刊行物としては手に入れにくいタイトルだと思う
青空文庫でも未だ作業中の未公開作品だ
私は、昭和38年刊行の岩波の露伴全集での二度目の読破だが、旧字体、旧文体でかなり読みにくい


しかし、その読みにくい活字の向こうに浮かび上がる情景は、とても鮮やかで、切ない

2012年4月 4日 (水)

パソコンを入れ替えた

気がつけば、今まで使ってきたPCも、発売から9年が経っていた



メンテナンスもそこそこしてきたし、時代の変化になんとか追いつくべく、機能拡張も続けてきた
その甲斐あって、今でも、一般的な事務系ソフトを使用する分には、何の不満も無い


しかし、年明けからの多忙の中で、どうにも処理能力の限界を感じるようになっていた


特に、画像ファイルを組み込んだ図面の描画が恐ろしく遅く、作業の能率が上がらなくて往生したし、
ネットでは、一部のフラッシュ組み込みページの描画に、CPUの能力が限界を超えることが目立ってきていた

メモリは4GB、HDDは160GBまで増設してきたが、Pentium4の2.8GHzはいよいよ時代に追いつけなくなったのかもしれない

これまでよく頑張ってくれたものだ



で、新しいパソコンを買った


といっても、もちろん中古だ

経済的余裕のない状況に変わりはないわけで、
仕事用といえども、無い袖は振れないのが世の常ってものである

もっとも、私の使用目的では、最新の性能を必要としないのも事実
なので、わきまえて使うぶんには、ほどほどの中古で十分なのだ


買ったのは、DELLの4年半ほど前のモデル、Optiplex755MTというものだ

Core2Duoの中でも、E6850という型式の、3.0GHzで動作する、どちらかといえば高性能のCPUを搭載している
メモリもすでに2GB搭載されており、HDDも250GBが装着されていた

電源コード、キーボード、マウス、リカバリメディア一式付

ヤフオクで、28,000円だった。税、送料等別。


相場と比べると若干高かったようだが、必要に迫られての品定めだったので、これで手を打った


で、程なく届いたPCの中身を覗いてみて、不覚にも衝撃を受けてしまった

オークションページやメーカーHPで仕様などを確認していたつもりだったのだが、
これまで使ってきたPCと、内部機器の接続方式がまるで違うのだ
つまり、新旧を隔てる4年半ほどの間に、世代が完全に変わっていたのだ
そのせいで、古いPCのハードディスクを新しいPCに移設して使い続けるという目論見は潰れてしまった

そこで、さしあたって、これまでのPCと併用することにした


ところで、新しいPCに付属のOSはWindows Vistaである
かなり評判の悪いOSなので、これまで使ってきたWindowsXPにインストールしなおそうと思っていたが、
古いPCを継続使用することになったので、それも断念
そこで、新しいPCの性能がVistaを稼動するに十分かどうか、とりあえず試すことにした


幸い、仕事も一段落し、各種の設定や設置に数日を費やすことができた


で、新PCの本格稼動から3日ほど経った
この記事は、新しいPCで入稿している


これまで使ってきたソフトの一部がVistaに対応しておらず、新たに調達するといった手間も強いられたが、
処理能力はすばらしく、Windows Vistaもなんのストレスも無く稼動している


新旧PCの両刀遣いという環境にも、徐々に慣れてきた


これで、また何年かは世の中に対応してくれることだろう

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