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2011年11月14日 (月)

紅葉(1)

3ヶ月ぶりに、バイクのカバーを脱がせた

バッテリーのマイナス端子を繋ぎ、チョークを捻ってセルを回すと、
オドメーターに6.2万キロあまりを刻んだ古老は、幾らか不機嫌そうに目を覚ました

暖まるまでの不整な排気音は、
「ったく、もうちょっと頻繁に付き合いやがれ」と咳払いをしつつ愚痴っているかのようだったが、
11月にしては温かい空気に、その不機嫌な排気音もすぐにいつものリズムを取り戻し、チョークを戻した

ガソリンを補充する
満タン法で、17km/L。まぁまぁだ
竜頭を回し、トリップメーターを0に戻す

国道463号(非バイパス)から県道8号線に折れ、国道463号バイパスに右折
そのまま国道299号に入り、一路、秋深まりゆくであろう秩父を目指した

道は空いていて、秩父市街地の手前まで、ほぼ混雑はなかった

市街地郊外の、いつも立ち寄る、わかりにくい場所の蕎麦屋で、秩父の新蕎麦を食べた

もり蕎麦が500円

私は、蕎麦の香りを嗅ぎ分ける鼻や喉は持っていない

ただ、美味いと感じられればよい

そして、その店は、安くて美味い

Sp1030412
店先には柿と唐辛子が干されていた

秩父からは国道140号をひたすら西進する
旧荒川村あたりから山深くなり、三峰口近辺から急激に山間部になる

ジーンズの下にはパッチ、上にはウインドブレーカー
半袖Tシャツの上にハイネックの長袖、化繊のブルゾンの上に長袖のダウン
首にはネックウォーマー
バッグには、防寒を兼ねるレインスーツを仕込んでいる

大滝の辺りから寒さを感じたが、充分耐えられる程度だ

大滝の谷は深い
この辺りから、山肌が紅葉に華々しく彩られていた

滝沢ダム方面に進路を取り、壮大なループ橋と築堤をパスして、中津川方面に右折する

中津川渓谷だ


Sp1030413

その紅葉の中心部に茶屋がある
そこには車やバイク、自転車がたくさん停まっているので、少し通り過ぎたトンネルの先で停車する
トンネルができる前の旧道が遊歩道になっているのだ
といっても、車両通行止めになっているだけで、落石もそのままの、ただの手入れしていない旧道だ
そんな険しい谷に貴重な陽が差し、色づいた葉を透り抜ける
沢と岩肌にへばりつく、細い木々の彩りが鮮やかだった

Sp1030415
がれた岩肌の細楓の寂びた趣

そのまま進めば、ダート経由で標高1,740mの三国峠、その先は甲州だが、
私は中津川の集落の手前で林道に右折し、標高1,240mの八丁峠を目指した

-つづく-

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