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2011年5月18日 (水)

カズンの「冬のファンタジー」

こういう歌にときめくのは、そもそも何故だろう?

突き詰めて考えると、それは、「二人きりの世界」のもつ秘密性だと思う

恋愛は、究極の秘密だ
彼や彼女に対してさえ、秘密に満ちあふれている

君の全てを見たい
僕の全てを見せるよ

そんなこと言ったって、別々に暮らしている時間のほうが圧倒的に長いのだから、
所詮、都合のよい部分だけを見せているのだ

恋愛は、それで良いの

秘密が多いほど、恋愛の純度は高まるような気がする

相手に見せたい面だけを、注意深く見せていればいいのが恋愛だ、なんて言い過ぎかもしれないが、
そういう傾向が強いほど、深く、濃密な恋愛になると思う


真夜中に君の声
「二人の雪が見たい」なんて
少し戸惑っていたんだ 本当は

すれ違う毎日に
はぐれてしまわないように
きらめく思い出の場所へ連れてって



家族にも、親しい友人にも明かしていない二人が、刹那的に雪山に行く

いや・・・・歌詞には、そんな秘密性は明確には書かれていないけど、
聞いているこちらが、そこに秘密性を(勝手に)重ね合わせると、
この二人の
まぶしさが無限に高まるように感じられるのだ



大好きな彼あるいは彼女のことだけを想っていれば、それ以外に何もないのが恋愛だ

どれだけ、二人だけの秘密を積み重ねるかが、恋愛の楽しみそのものかもしれない

秘密って、ほんとうに美味しいから


恋愛関係の二人って、社会に組み込まれていない
何処にも所属していない
その傾向をより強くするには、秘密が一番だ
知っている人が少ないほど、社会との接点も少ないのだから
秘密であればあるほど、二人は社会から隔絶され、恋愛はその純度を増していく


誰も知らない恋愛こそが、最高の恋愛かもしれない



一方で、恋愛
に対する、あるいはその延長として存在する結婚は、事実そのもの
もはや社会の一構成要素である

結婚して家族という社会に呑み込まれると、二人きりの世界は早々に消滅する

何でもかんでも、白日の下に曝されるのだ


・・・・

思い切り手を伸ばし
頬寄せてシャッターを切った
一枚のはみ出した笑顔 覚えてる?



街の灯も ざわめきも届かない
二人だけの物語が輝き出すよ



あ~、秘密って美味しい

1995年のヒット曲で、疼くようなときめきを・・・・

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