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2010年11月19日 (金)

鈴木祥子の「危ない橋」

Winkは鈴木早智子と相田翔子
二人を混ぜて鈴木祥子のできあがりっ

というわけではない

字もちょっとだけ違うし

でもこの方、そのWinkにも、相田翔子にも楽曲提供しているからややこしい
それ以外にも、実に多くの人に詞や曲を提供している実力者だ
小泉今日子の「優しい雨」なんて、聴き覚えがあるかもしれない


が、



そう、いつもの「が、」である

私は、この人の「危ない橋」という歌が凄いと思っている
1990年発売の「風の扉」に収録されている一曲だ

作曲は本人だが、作詞は川村真澄だ
川村真澄も有名な作詞家で
あの、渡辺美里の「My Revolution」を書いた人といえば、「あぁ」ってなるだろう

編曲は実にシンプルで、前奏なしでいきなり歌が始まる

曲長も2分15秒足らずと実に短い
伴奏は編曲者である佐橋佳幸のアコースティックギターだけ
余談だが、この人は、あの松たか子の旦那である


と、笑ってしまう程の面々だが、この曲はあくまで無名だ (と思う)

けど、いいんだなぁ
何がいいって、この曲は詞がいい
それにぴったりの曲調と歌い方がいい

鈴木祥子の声はかなりレンジが広いのだが、
中でも、この曲は低くてハスキーな部分の魅力で聴かせるのだ

詞の内容がダークなので、代表曲にならないのはわかるけど、
こういう歌を持っているって、それだけで凄い
こういうダークな歌を唄える人って、なかなかいないものだ


ひまわりの種を
小さな兄弟が 拾い集め
川原にしゃがんだ二人の前を
黒い目が 通り過ぎる

信じるのをやめたら
本当のことを 言い出す人
レモンの皮から 剥がれた蝋が
指先で キラキラ光る

ぬるま湯のよな 毎日から
抜け出す時を 見計らうのに
どうして あなたは笑うの

さあ 重い腰あげて
買い物袋を 川に捨てて
岸辺の灯りが ともらぬうちに
危ない橋 渡りましょう
わたしの手を 離さないで

(川村真澄 1990年)


全体の中で、一節目が言わんとしていることも難解だが、

各節のつながりも難解だ
一体何を言いたいのか、決して明快ではないのだが、
いろんなことを連想させる、実に深淵な歌詞だと思う

2節目なんて、げんなりするもんなぁ

こうなってからのあなたの言葉なんて、
いくらキラキラしていても、何の意味もない

だなんて・・・・

(;ω;)

P1030088
鈴木祥子3rdアルバム「風の扉」1990年 EPIC/SONY

鈴木祥子の歌には、いろいろ考えている女の目に映る、
何も考えていない、お目出度い男が頻繁に出てくる


ぬるま湯のような毎日から抜け出したかったのだとすれば
それを察してあげられなかったのは痛恨の極みだ

ゴメンね、愛してる

それしか言えない力量の無さに、胸が痛む

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コメント

初めまして。
アルバム持ってます。
名盤および名曲です・・・・
不倫の駆け落ちなんでしょうか・・・・

コメントありがとうございます
なるほど、不倫の駆け落ち、ですか
私は、そうは感じないんです
付き合いが長くなって、それなりに幸せで不満もなくて、
ダラダラと時間が経っている男女の関係に嫌気が差している女の気持ち、という印象なんです
が、それって不倫にままありそうな状況ですねぇ・・・・

なるほど、不倫の駆け落ちという気もしてきました
また良ければコメントしてください

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