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2010年11月 5日 (金)

遊佐未森とその周辺

遊佐未森、初めはどう読むかさえわからなかった

ゆうさ・すえもり?

末じゃねぇし

ゆさみ・もり?

なんだかちょっと変わった感じの声だった
トロリとしているというか、まろやかというか
でも、ちょっとギスギスした声質になることもあって、
あまり安定した声には感じなかった

だが、その不安定さが少年的魅力を醸し出していて
浪人中のやさぐれた心に染み込んだのだ

初めて聴いた「HOPE」は、目を閉じると、深くて広い風景に引き込まれるようだった
儚く切ないエンディングは、秋の川の土手で聞き終えた心を掴んで離さなかった

少年が抱く純粋な夢のような世界?

憧れであるとか、夢であるとか、幻想であるとか、憧憬であるとか、
未来であるとか、淡い恋心であるとかそれらが気持ちよかった

聴いている側はそういう時代をすでに過去のものにしてしまっていて
そういったものを思い出させてくれるのが心地よかったのだ
自分自身の記憶との邂逅といってもいいのかもしれない

「山行きバス」「空色の帽子」は、そういう雰囲気が満ちている、いい歌だった

これだけ気に入っていた遊佐未森の歌も、魅力があったのはHOPEが最後だった
ピークは、3作目「ハルモニオデオン」(
1989年)だったのかな?
その後、後ろ髪を引かれるように数作買い続けたが、どれも殆ど聴かなかった
そればかりか、今聴いて「いいなぁ」と思う歌も、信じられないほど少ない

そう言えば、一度だけ行った日本青年館のライブでは、
ノリについていけず、ドン引きしていた自分がいたな・・・・
ごく一部を、ごく深く気に入っていたということなんだろう

かつて、知り合いだった女性が、遊佐未森の音大時代の同級生だった
「なんでアイツが売れるのか全然わかんない!」とぼやいていた
今ならわからないでもないが、当時は泣き言にしか聞こえなかった

その人が広島に引っ越した後、こちらの岡山出張とたまたま都合が合ったので、
倉敷で落ち合って向こうの友人と3人で遊んだ
気さくで、字と歌が大変に上手い人だったな

S01

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