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2010年11月 2日 (火)

徳島

納骨に行ってきた

徳島というのは、中心地から15km弱と、地方の地理では至近距離に空港がある

空港の辺りは、藍より青いと喩えられる吉野川の河口である
吉野川の河口は、本流と旧流、支流が複雑に蛇行していて、
地図を見るだけでも氾濫原を想像させる地形だが、
実際にまさしく氾濫原で、土地の殆どを占める多くの農地が水田と藍田と蓮田である
菩提寺の裏手にも、収穫を終えた蓮田が、灰色の粘土を曝していた

うちの旧家は、その菩提寺のほど近くにあったらしい
氾濫原の旧家らしく、水害で調度品を流された伝説が残っている
家紋の入ったお膳やお椀が流されただとか、
いや、それはどこぞの誰かに預けていて、今でもあるはずだとか、その類の奴だ
真偽のほどはわからない
よくある話だ

台風は予想より早く通過し、行った日と当日の朝まで雨を引きずったものの、
9時頃には晴れてくれた

P1030072

徳島の中心街。遠くに吉野川。なんてことのない風景

菩提寺は、小さな寺である
初めて行ったのは小学生の頃で、当時は未だ無住だった
床には埃が積もっていて、歩くと足跡が残るほどだった
外見は、トタンを被せたかやぶき屋根の民家だった

その寺も、今年、本堂、庫裏を新調した
まぁ、経済的に木造というわけにはいかず、鉄骨になったそうだが、
綺麗になったことだけは間違いない

S20101101_006

後ろ姿は、女優市原悦子さんもお気に入りの南高梅の幸梅漬の社長
実は親戚なのだ


残念ながら、せっかく徳島まで行ったのに、菩提寺での法事で、
最小限の滞在時間である
辺りの農村風景や、時間があれば鳴門の塩田屋敷も見に行きたかったのだが、
そんな余裕はほとんど無かった

空港を出る頃には、香川県との境の山並みが美しい夕焼けに浮かび上がっていた

P1030074
B737-800の窓から

旨い魚も食べた。旨い酒も呑んだ。
タクシーの運転手は皆話好きだった
空港の手荷物預かり担当の女の子は、羽田では勤まらんだろうなぁという長閑さだった
骨になった母が好きだったという、駅ビルのホテルクレメント徳島の18階にあるバーは素晴しかった
秋の日差しと白い雲には翳りがなかった

もっと写真を撮りたかったな
また来年、一周忌で行くことになるだろう
その時には写真が撮れるといいな

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