« バイクの免許と松黄葉 | トップページ | 泉光院旅日記 »

2010年10月21日 (木)

小笠原というところ

バイクの免許を取るキッカケとなった小笠原は、綺麗なところだった

和歌山に家はあるものの、南国に恋焦がれているわけではない
だから、沖縄や小笠原に興味はなかった
今でも、沖縄や奄美に行きたいとは特別に思わない

奄美の大島紬の工房は見てみたいけど

あの頃、自分の生き方にまるで自信がなかった
周囲の人に大きく影響された苦悩の日々だった

小笠原も、旅先の九州で知り合った人に強く勧められて、
何か変われるかもしれないと、青春の残滓に希望を抱いて旅立ったのだ

船でしか行けないことも、行くのに25時間以上かかることも、

船は数日に一便のみで、地方の旅行者は日の出桟橋近傍で一泊費やさなければならないことも、
休暇のタイミングが合わない限り、満足な滞在ができないことも、
彼の地が東京都であることも、何もかも知らなかった

それだけに、小笠原の美しさは衝撃的だった
海は、ここが抜群だった

S03
99年撮影(MIINOLTAα8700i+α28-105mmF3.5-4.5/FUJI RDP-2)

母島の南崎海岸。小富士山からの眺めだ
駐車場から一時間のトレッキングを要するこの海岸は、
一般の旅行者が普通に行ける小笠原の最南端である
右側の狭い砂浜から、左の小島まで50m以上あるだろうか
砂浜から海に入ると、その小島の岸で泳ぐ熱帯魚が見えるのだ

こういう美しさというのは、やはりこの世のモノではない
絶海の孤島ならではの、化け物のような光景だった


知らない土地を旅することで得られることは多い
でも、小笠原の旅で、本質的に何かが変わったかと訊かれれば、
何も変わらなかったんじゃないかと、今は思う
それは、小笠原が悪いんじゃない
どこだって同じなのかもしれない
 

でも、小笠原は綺麗だった


間に合わせのスキャナでは
リバーサルフィルムで撮った写真もノイズだらけ
仕方がないので、ノイズは頭で消してください

« バイクの免許と松黄葉 | トップページ | 泉光院旅日記 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/563961/49803693

この記事へのトラックバック一覧です: 小笠原というところ:

« バイクの免許と松黄葉 | トップページ | 泉光院旅日記 »

フォト
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ