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2010年10月 2日 (土)

群馬と魚沼の山奥で

このブログで冷製パスタを食べていた母が他界した
看病と葬儀の疲れを癒すため、その母も好きだった四万温泉に弔い旅に出た

行き帰りに一般道を使っても充分ゆっくりできるので、いつもは高速代を節約する
が、今回は高速を使って時間を稼ぎ、そのぶん足を伸ばしてみた

S2010_003

富澤さんのお宅、国指定の重文である
豪放に、端正に、誠実に、自由に、見事な造りだった
何故だか、平使いの梁が多かった

30分ほど、くまなく見学させていただいたが、
その間、他の誰一人として訪問者はなかった


有名なこの宿は県指定の重文である
半年前までは、玄関以外は飾り物同然で宿泊客は殆ど利用できなかったのだが、
今回は、その三階で食事が饗された
建物は、
使うより使わないほうが傷む。とても素晴らしい判断だと思う

P1030038

切り妻屋根が玄関の車寄。その上のガラス建具の奥が、食事を頂いた部屋である
中廊下の両側に六畳間が五室ほど連続している。どこで食べてもいい
半年前までの、古めかしい大広間での食事とは雲泥の差だった


翌日は高速でさらに北を目指した
ちょうど一年前、後輩達と旅した中魚沼である

S2010_053

小雨模様で、この神秘的な名水の池には霧がかかり、
森の
緑の葉の下には赤や白のキノコが傘を開いて、幻想的ですらあった

この池の水は、一年前の旅で知った苗場山という酒の仕込水にも使われている
苗場山は、40年の人生で巡り会った、飛騨高山の久寿玉に並び、口に合う酒である
帰路、立ち寄った苗場山の醸造元は、イメージどおりの素朴な酒蔵だった

ぱらぱらと降る雨は、去来する想いを顧みるのにとてもよかった

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